チキータの先駆者。張継科。
今回紹介するのは中国の張継科(Zhang Jike)選手です。
1988/02/16で御年30歳。
シングルスでの実績は
2011年:世界選手権優勝、ワールドカップ優勝
2012年:ロンドンオリンピック金メダル
2013年:世界選手権優勝
2014年:ワールドカップ優勝
2015年:世界選手権ベスト4
2016年:リオオリンピック銀メダル
と十分すぎる実績の持ち主。
~プレースタイル~
彼の代名詞ともいえるチキータからバック対バックに持ち込むのが得意のパターン。
と思えば、フォア前に来たサーブをクロスにチキータして意表を突くなどのプレーも見れます。
バックハンドは安定感もありますが、注目すべきはそのピッチ。
弱点を見つけるのは難しいのですが、強いてあげるのならロビング打ちでしょうか。
それではおすすめの試合を紹介していきましょう。
まずはいわずと知れた名勝負。
2011年正解選手権ロッテルダム大会の準決勝、ドイツの皇帝ボル戦です。
当時めきめきと力をつけた張継科がボルを圧倒します。
2010年ワールドカップの準決勝、水谷戦。
圧巻の逆転劇です。
2012年のロンドンオリンピックの決勝戦。王晧戦。
余談ですが、王晧選手はこれで3大会連続のオリンピック銀メダルなんですよね。。。
韓国代表カットマン、朱世赫!
朱世赫(Joo Sae Hyuk、ジュセヒュク/チュセヒュク)は1980/1/20生まれのカットマン。
安定感あるプレーで世界ランキング上位をキープし続けています。
↓朱世赫が一躍有名となった試合。
2003年世界選手権パリ大会準決勝の馬琳(中国)vs朱世赫。
ほんとにカットマンか!?ってくらい攻めてますね。そしてカットもキレキレ。
この激闘を制したあと、決勝でシュラガー(オーストリア)に敗北し準優勝となりますが、
当時世界ランク61位、しかもカットマンでの準優勝は卓球界に衝撃を与えるとともに、世界中のカットマンに夢を与えることになります。
2009年ワールドカップ準々決勝のボルvs朱世赫。
カット打ちに定評のあるドイツの皇帝の安定感のある攻めを見事しのぎ、
表彰台に立ちます。
そして近年の試合では
アジアカップ2014男子団体決勝の馬龍vs朱世赫や
中国超級リーグ2015のFan Shengpeng戦などもおすすめです。
近年では年齢や、プラスチック製のボールに変わったことが影響して
フォアハンドは攻撃の割合が減ってきています。
それにしてもカットマンの試合は見ていて楽しいですね(^^♪